真木はな18歳、礼文磯に立つ

 本日2017年12月19日は、この物語の「真木はな」のモデルであり私の祖母である「眞下きく」の、没後67年にあたる日です。

真木はな=眞下きくの唯一の写真。年齢は不明

 はな=きくの写真はご覧の1枚しか残っていませんが、今回、漫画家さんの力を借りて、きくを現代に甦らせました。

 設定は18歳の真木はな=眞下きくを現在の国後島留夜別村礼文磯に立たせる、というものです。

 トップページのカラーイラストと、このページの冒頭のイラストがそれです。

 18歳といえば、きくが最初の子どもを産んだ年にあたります。現代に生きていたら、ややふっくらとしてワンピースの似合う高校3年生だったのではないかと想像します。

 イラストを描いてくださったのは、都内在住のzinbeiさんです。人物や風景の描き方がステキで、お願いして実現しました。

 zinbeiさんの他の作品はこちらからご覧になれます。

 物語は次回で国後編が終わり、引き揚げ先の岩手県戸田村(現九戸郡九戸村)に舞台を移して進んでいきます。引き続き、「Tiatiaの子」をお楽しみください。